■A邸耐震補強・改修工事(第一期)

 ・耐震壁の設置

 耐震壁を順調に設置しています。左に見えるのが、新規の耐震壁です。補強した基礎の上に、構造用合板と筋交いを新設して、耐震強度を高めています。

 この部屋には二階が乗っているので、二階の部屋の揺れに対して壁が構造的に耐震になるように、バランスの良い配置になるように耐震設計をしています。

 

 

 ・耐震壁の設置

 基礎立上りの養生期間も終わり、型枠を解体して耐震壁を大工さんが設置しはじめています。

 いろいろな工法があり、それぞれ基準通りに工事されているかを確認します。

 お客様とは、仕上げの打合せ等を進めていきます。床材のサンプルなどを用意して、選んでいきます。

 この部屋の床材は、冬に足元から冷たくならないように、桐材の無垢板を使用します。 

 

 ・基礎立上り型枠の設置

 補強基礎の立上り部分の型枠が完成しました。写真では見えませんが、既存の弱い基礎にケミカルアンカーというものを20cm間隔で打ち込んで、新しい基礎と一体化させます。

 また新しい基礎の上には新しい土台を設置し、既存の土台に大きなスクリューボルトを打込んで一体化させます。

 来週の月曜日に、コンクリートを打設します。

 

 

 ・スラブコンクリート打設

 スラブコンクリートを打設しました。ある程度固まってきています。見た目はすでに乾いていて、すがすがしい感じがします。

 今から、既存の基礎面にケミカルアンカーを施工して、立上りの型枠を施工して、立上りのコンクリートを打設する準備をします。

 そのあと、大工工事が始まります。

 

 

 ・耐震工事スタート!

 いよいよ耐震改修工事がスタートしました。

 基礎が弱いのと、床下の湿気が多いので、スラブコンクリートを床下前面に施工します。

 既存基礎の立上がりは、横に隣接して立上りのコンクリート次回に施工します。床下の風の通り道も考えて、補強していきます。

 当然、新しく耐震壁をセットする箇所には基礎を施工します。

 

 

 ・現状調査3

 床を解体してない部屋は、床下にもぐって調査しました。壁も調査してその結果を反映して現況図面を作成します。現況の耐震性能を計算し、お客様に提示します。1981年(昭和56年)以前の住宅は、ほとんだ耐震性能がありません。

 それから、耐震設計・計算をしていきます。部屋の使い方や住まれ方を打ち合わせして、なるべき意向にそった形で耐震補強できるようにプランニングして耐震補強設計をしていきます。

  

 ・現状調査2

 この基礎には、人が通るために後で解体したような穴が開いています。昔、床暖房をしていたらしく床下には使っていない配管等がありました。

 また床の高さを合わせるために(現地調査と台帳等の照合の結果、増築や改修の連続だったと思われる。)土台と大引き、根太の高さの関係がバラバラになっていました。

 

 

 僕たちが依頼が来て調査に伺った時には、改修工事の解体工事が少し始まっていました。解体して、「これは耐震改修もしなければ!」と思われたそうです。

 とにかく、何度も何度も改修工事をした形跡があり、基礎も様々な種類がありました。写真の右側は石積の基礎です。左側はコンクリートの基礎です。鉄筋探査機で調査したところ、無筋のコンクリート布基礎でした。